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2019年12月20日

絶対に見てみたい!
労働映画アラカルト/サラリーマン映画の傑作

「会社物語 MEMORIES OF YOU」

日本では会社勤めの人を総称して「サラリーマン」と呼んできた。明治・大正から流布されるようになった和製英語だ。中・下層のホワイトカラーの大量発生に伴い、数多くのサラリーマン映画が作られた。戦後、高度成長と大衆消費社会の担い手を描くサラリーマン映画は発展をとげる。
本作はバブル経済の絶頂期にありながら、サラリーマンのたそがれを描いた傑作である。東京の商事会社で34年間、真面目にこつこつと働き続けた万年課長の主人公、花岡始(ハナ肇)は57歳。定年を間近に控えた彼は、昔の仲間を集めて社内ジャズコンサートを開こうとする。
ジャズ仲間を演じるのは1960年代に一世を風靡(ふうび)したクレージーキャッツの面々。紆余(うよ)曲折の後のエンディングでは、定年で会社を去る主人公を送るためのクリスマスジャズコンサートが開かれる。音楽労働映画というジャンルを立てるとしたら、この映画はトップテンに間違いなく入るだろう。出演する俳優陣を、すべて「バイプレーヤー」(これも和製英語)で固めたキャスティングも憎い。
(連合通信) 


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