2012年12月11日から20日


20日
●滋賀県教委は、臨時の教育委員会を開き、彦根市の彦根西高と彦根翔陽高、長浜市の長浜高と長浜北高の統廃合などを柱とした、県立高再編計画を決定した。
●東北電力東通原発の敷地内断層が活断層かを議論する原子力規制委員会の評価会合が開かれ、現地調査団のメンバー5人は活断層の可能性が高いとの見解で一致した。
●2012年度の国の税収が3年ぶりに前年度の実績を割り込む見通しとなった。
●日本生産性本部メンタル・ヘルス研究所の調査で、うつ病など「心の病」を抱える従業員が、40代が最も多いと答えた企業の割合が36・2%に増え、これまで最も割合の高かった30代を初めて上回った。
(写真は夕焼けで空が燃える、巨椋池)

19日
●京都府は、府営水道事業経営審議会など三つの会議を条例に基づく「付属機関」に変更する方針を明らかにした。(京都)
●徳島県議会は、中央構造線断層帯の直下型地震で大きな被害が出る恐れがある区域を定め、公共施設などを建てる際、事業者に県へ報告させる条例案を可決した。
●財務省が発表した11月の貿易統計(速報、通関ベース)は、貿易収支が9534億円の赤字だった。赤字は5カ月連続。
●韓国大統領選は、投開票され、保守与党セヌリ党の朴槿恵候補(60)が、当選。

18日
●京都府教育委員会は、深刻ないじめやいじめが疑われる事案を調査する第三者機関を常設することを決めた。
●京都百貨店協会が発表した京都市内5百貨店の11月の総売上高は、前年同月比1・6%増の213億円となり、2カ月ぶりに前年実績を上回った。
●厚生労働省は、全国の労働組合の推定組織率が6月末現在、前年比0・2ポイント減の17・9%だったと発表した。調査を開始した1947年以降で最低。パート労働者の組合員数は前年比6万1千人増の83万7千人、推定組織率は6・3%だった。いずれも過去最高。
●青森県大間町で建設中の大間原発をめぐり、工事差し止め訴訟の準備金約2300万円を盛り込んだ函館市の本年度補正予算が、市議会で全会一致で可決、成立した。
●沖縄防衛局は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への県内移設に向けた環境影響評価(アセスメント)の補正文書を沖縄県に提出した。

17日
●共同通信社が、衆院選当選者のうち立候補者アンケートで回答を寄せていた454人のうち、憲法9条「改正」派は75・6%に当たる343人で、改正発議に必要な480議員の「3分の2以上」になることが分かった。
●厚生労働省は、国民年金の加入者1737万1千人のうち、収入が低いために保険料納付の全額免除か猶予を申請して認められた人が、2011年3月末時点で過去最多の438万5千人に上ったとの実態調査結果を発表した。
●経済協力開発機構(OECD)が発表した報告書によれば、子育てをしながら働く女性の賃金が、日本は先進国の中で男性との格差が最大だった。

16日
●京都府学連が、大学生の就職活動の早期・長期化、雇用の不安などを訴える「リクルートスーツデモ」を行った。
●シャボン玉を吹いて脱原発を訴えるパレードが、京都市内で行われた。
●任期満了に伴う京都府宇治市長選が投開票され、無所属新人で元京都府議の山本正氏(65)=民主党推薦=が、当選。
●衆議院選挙の投開票の結果、自公が定数の3分の2を超える325議席を得た。民主党は惨敗。投票率は、59.32%で戦後最低。東京都知事には副知事の猪瀬氏が当選。

15日
●全国の公立小中学校で臨時採用などの非正規の教員が、2012年度は教員全体の16%に当たる11万3千人となったことが、文部科学省の調査で分かった。
(写真は、雪にすっぽり包まれた冬の碇高原牧場)
●日本経済新聞社がまとめた2012年冬のボーナス調査(最終集計、3日現在)では、一人あたりの税込み支給額が3年ぶりに減少、昨年比で3・08%減少した。

14日
●来春卒業予定で就職を希望している高校生の10月末時点の就職内定率は、前年同期より2・3ポイント増の60・9%で3年連続の上昇となったことが、文部科学省の調査で分かった。
●熊本県五木村議会は、議員報酬条例の改正案を可決し、外部委員の評価を反映させる「成果主義」制度を廃止した。
●原子力規制委員会の現地調査団は、東北電力東通原発(青森県)の敷地内にある断層が活断層かどうかを確認する2日間の現地調査を終えた。

13日
●京都市内の堀川丸太町西南角のホテルニュー京都跡地に、イズミヤが出店することが分かった。
●全トヨタ労働組合連合会は、2013年の春闘で、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分の統一要求を4年連続で見送る方針を固めた。

12日
●原子力規制委員会は、定例会合を開き、島崎邦彦委員長代理が日本原子力発電敦賀原発の敷地内の断層(破砕帯)が活断層である可能性が高いとの現地調査団の見解を報告した。
●原子力規制委員会の田中俊一委員長は定例記者会見で、日本原子力発電が増設計画中の敦賀原発3、4号機について、活断層の調査や評価をやり直す必要があると発言。
●中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故で、山梨県警の現場検証の結果、本体天井部のコンクリートから脱落したつり金具の「アンカーボルト」にさびなどの腐食した痕跡が見つかった。

11日
●京都市教育委員会の有識者委員会は、洛陽工業高(南区)と伏見工業高(伏見区)の工業2校の統合などを盛り込んだ提言のまとめを決定した。
●国立病院不利益雇い止め是正裁判の報告集会が開催された。
●東日本大震災から1年9カ月となる、「被災地を忘れない」という思いを伝えようとキャンドルを灯(とも)すイベントが誓願寺で行われた。
●国土交通省は、道路や河川、港湾といったインフラ全般の維持管理を徹底するため、点検基準の見直しなど対策強化に乗り出す方針を固めた。
●日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は、那覇市で街頭演説し、米軍普天間飛行場移設に関し日米両政府の現行案を容認する姿勢を重ねて示した。
●在日米海軍司令部(神奈川県横須賀市)は、国内の全海軍基地に出していた「夜間禁酒令」について、自宅での飲酒を認める通達を出した。                                                 
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