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山田洋次 監督50周年記念作品

『 東京家族』

  5月2日から6日まで京都で上映

 山田洋二監督は、時代によってうつりかわる日本の家族の様々な姿を映画に刻み付けてきました。「家族」「幸せの黄色いハンカチ」「息子」「学校」「男はつらいよ」など、時には厳しくほろ苦く、家族を見つめてきた。

 監督81作目となる「東京家族」は、2012年に世界の映画監督が最も優れた映画第1号に選ばれた「東京物語」をモチーフにした、「今の家族」の物語です。

ストーリー

 2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉と妻のとみこは、子どもたちに会うために東京へやってきた。郊外で開業医を営む長男の幸一の家に、美容学校を経営する長女の滋子、舞台美術の仕事をしている次男の昌次も集まり、家族が久しぶりに顔を合わせる。最初は思いやるが、のんびりした生活を送ってきた両親と、都会で生きる子どもたちとでは生活のリズムが違いすぎて、少しずつ溝ができていく。

 そんななか周吉は、同郷の友人を訪ね、経っていた酒を飲みすぎて周囲に迷惑をかけてしまう。一方、とみこは将来が心配な昌次のアパートを訪ね、結婚を約束した紀子を紹介される。翌朝、とみこは上機嫌で幸一の家に戻ってくるが、突然倒れてしまう。

 つれない子どもたちの態度に、仕方ないと思いながらも、淋しさを抱く父と母。親を気にかけながらも仕事に追われる長男と長女、いくつになっても口うるさい父親につい反抗してしまう次男。大切なのに煩わしい。誰よりも近いはずなのに時々遠くに感じてしまう―。

 そんな、どの時代でも誰もが感じる状況を描いた作品。これは、あなたと、あなたの家族の物語です。

5月2日(木)・呉竹文化センター、
5月3日(金)・西文化会館ウエスティ、
5月4日(土)・右京ふれあい文化会館、
5月5日(日)・東部文化会館、
5月6日(月)・北文化会館


 上映時間はいずれの会場も@10時30分A14時の2回上映
 
 前売り券・◎一般・1.000円(当日1.300円)◎シニア(60歳以上)・障害のある方・高校生以下(小学生以上)800円(当日1.00円)

 前売り券は、各会場事務所、京都映画センター事務所、コンビニのローソンでもお買い求めできます。

 主催・(公財)京都市音楽芸術文化振興財団・京都市・京都映画センター・
 お問い合わせ・京都映画センター?075(256)1707fax075(255)1905


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