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実在の連続殺人事件を映画化

『凶悪』

  白石 和彌監督

 月刊誌『新潮45』の記者が連続殺人事件の真相に迫り、ベストセラーとなったノンフィクション『凶悪―ある死刑囚の告発―』(新潮文庫刊)を映画化。

 死刑囚、須藤純次(ピエール瀧)から月刊誌の編集部に一通の手紙が届きます。その内容とは、「自分は死刑判決を受けた事件の他に、誰にも話していない三つの殺人事件に関わった。首謀者は別にいる」という驚くべきものでした。

 編集部記者、藤井修一(山田孝之)は、真相を突き止めようと取材を開始します。

 藤井が取材を進める中で浮上してきたのが、ある不動産ブローカー(リリー・フランキー)の存在でした。

 その男が一連の事件の首謀者で、須藤らと共謀し、被害者の保険金や土地転売を目的に殺人を繰り返していた疑いが強まります。

 確証を得ようと関係者や事件の現場を丹念に訪ね歩く藤井。やがて彼の追及が警察を突き動かし、首謀者の男を追い詰めてゆきます。9月21日(土)全国ロードショー。


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