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2016年01月26日

「アベ政治をどう終わらせるか」
市民連合が講演・シンポ

「野党共闘」実現の声

 戦争法(安保関連法)の廃止に向けて野党統一候補の擁立を支援する「市民連合」が1月23日、都内で講演とパネル討論会を開いた。タイトルは「2016年をどう戦い抜くか」。戦争法の具体化と明文改憲に突き進む安倍政権にストップをかける運動について、識者を交えて話し合った。

 冒頭、「アベ政治を許さない」という書を揮毫(きごう)した俳人で書家の金子兜太さんが連帯の言葉を述べた。「『アベ政治を許さない』が私の心情であり存在証明みたいなもの」と語りつつ、政権に対抗し切れていない野党の現状に対し「痛ましい状況であり、耐えられない。頑張ってほしいと言うために今日はここに来た」とあいさつ。

 民主党の小川敏夫参院議員は、うそを繰り返す安倍首相について「だんだんヒットラーに似てきた」と指摘。選挙に勝ち抜き、安倍ストップの声を結集しようと呼び掛けた。

 共産党、維新の党、社民党からは野党の共闘、統一候補擁立に向けて努力する決意が表明された。

 パネル討論は「イヤな時代をどう押し返すか」がテーマ。「憲法違反の政治がまかり通っているのに、人々があまり怒らない状況」(司会の山口二郎・法政大学教授)をどう変えていくかを話し合った。メディアだけでなく、国民の中にも権力への過剰な忖度(そんたく)や同調傾向があると指摘され、まずは言葉を発し続けることなどが訴えられた。〈連合通信〉

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