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府職労ニュース


2011年 3月11日

高すぎる保険料、いのち脅かす 
府内各自治体で国保料引上げの提案

国保料引き下げの署名進む

 <亀岡市:1世帯1万円の値上げ提案>
市国保運営協議会は、来年度国保会計見込みについて「2億400万円の赤字」「基金はゼロ」となり、保険料負担の緩和のため5,000万円は一般会計から繰入するが保険料率の見直しは必要としています。このままでは1世帯あたり10,000円の保険料引き上げとなります。亀岡社保協は3月13日に「国保学習会」を計画し国保料引上げを許さない運動を検討しています。

<綾部市:平均15%アップの提案>
 市国保運営協議会は、「加入者に対し全体で15%の保険料引上げを求めることはやむを得ない」として、一人当たりの平均保険料は平成22年度が6万4896円から約1万円増の7万4650円となる提案をしています。
 綾部市は平成22年度も18%引上げており、市民負担がいっそう厳しくなります。

<宮津市:1世帯18%アップの提案>
 市国保運営協議会の答申を受け、国民健康保険税を1世帯当たり平均18%の引上げを提案しています。これは一人当たり平均保険料で12,250円、1世帯当たりで23,112円の引上げになります。

<宇治市:世帯所得の20%超える保険料>
 市国保運営協議会は、「国保事業は、国民皆保険制度を底辺で支えるものとして、その健全な財政運営は当然、国が負うべきであり、その脆弱な構造は一市町村で是正できるものではない」と述べながら、被保険者への保険料アップとして乗り切ろうとしています。宇治市議の試算では「所得200万円の4人世帯(内介護保険負担2人)のケースで年額43万7200円になる」としています。