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府職労ニュース



2013年 6月.25日
核兵器を世界からなくそう
国民平和行進が入洛

 8月7日から長崎で世界大会

 56回目を迎えた2013年原水爆禁止国民平和大行進「東京・広島コース」が21日、京都入りしました。雨のなか、ラクト山科公園でおこなわれた滋賀県との引継ぎ集会では京都実行委員会の梶川憲京都総評事務局長があいさつ(写真)、「核兵器も原発もゼロの声を多くの人たちにとどかせよう」と訴え、日本共産党の北山ただお京都市会議員、長崎で被爆した奥田継義さんが連帯のあいさつをおこないました。

 全国通し行進者の村田澄男さん(東京八王子市)、マラヤ・ファブロスさん(フィリピン)は、「広島・長崎にむけて、核兵器をなくそうとのみなさんの思いを届けます」とあいさつ、5人の府内通し行進者も元気に雨のなか京都市役所まで行進しました。祇園石段下からは生協のピースパレードが合流、京都市役所前では、京都市から歓迎のあいさつを受けました。

 この日の集会・行進には、滋賀県の行進者、山科網の目行進、ピースパレードと合わせてのべ500人が参加、市民に核兵器廃絶、原発ゼロ、平和をアピールしました。

 アメリカによる広島・長崎への原爆投下から68年目の夏を迎えようとしています。「核兵器のない世界」の実現にむけて今、日本でも世界でも、各国政府も市民社会も、2015年NPT(核不拡散条約)再検討会議を視野に、核兵器の全面禁止を求めて行動しています。そういった中で迎える原水爆禁止2013年世界大会が今年は長崎で、日本と世界の人々の非核・平和の声と行動の結集の場として開催されます。また、東京電力福島第一原発事故被災者をはじめすべての核被害者との連帯を強める場でもあります。

 
長崎大会での注目の企画! 「オリバー・ストーン&ピーター・カズニックさんと語ろう」 ~8、9日 映像分科会と閉会総会で~

 原水爆禁止2013年世界大会in長崎には、米アカデミー賞を2度受賞し、NHK-BS1で放映された「もうひとつのアメリカ史」が好評を博しているオリバー・ストーン監督と、アメリカン大学のピーター・カズニック教授が参加。8日は2人が分科会「映像のひろば」で語る特別企画、9日はオリバー・ストーンさんが閉会総会で発言します。
 その他にも、6年連続となる国連軍縮問題担当上級代表をはじめ、非同盟運動、人道的アプローチでイニシアチブをとる各国政府の代表や、それに対応する世界の市民社会の代表も総結集。2010年NPT(核不拡散条約)再検討会議が全会一致で合意した「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」ことを実行に移させるために、国際的な行動計画が議論されます。 
 2015年NPT再検討会議に向け、国際政治の最前線で世界とつながり、手ごたえを実感できる世界大会にぜひあなたもご参加下さい。

◆原水爆禁止2013年世界大会‐長崎
◆日時:8月7日(水)、9日(金)
◆会場:長崎市民会館体育館・文化ホールなど
◆参加費や詳細について:府職労連本部まで。
◆内容(企画中):開会宣言、市長・被爆者あいさつ、主催者報告、国連代表、海外(政府代表を含む)、国内を中心としたプログラム、行動提起、決議採択、海外、オリバー・ストーン監督、文化企画、全国の運動と決意など。