せっかくの府政労働者の奮闘に冷や水


「知事の強い意向」のみが実施の根拠

鳥インフル感謝状問題


 府当局は、今年の「開庁記念日」に鳥インフルエンザでの職員のとりくみに感謝するとして、「初動の職員2名に加え、3公所の代表に府の全職員を代表して『職員一同』への特別表彰を受けていただく。また業務に関わった職員、約2000人に感謝状を贈る」準備をしています。
 業務に直接関わった職員はもちろん大変なご苦労だったわけですが、それを支えたのは各職場全員。総掛かりで組織としての対応でした。直接関わった2000人にだけ感謝状を出すなどは筋違いではないでしょうか。
 府職労は、6月3日に行った府職労交渉の場で、「公務として業務に関わった一人ひとりの職員への感謝状とは、府民の目線からいってもおかしい。そもそも根拠はあるのか」「府職員が府民のために奮闘して感謝されていることは誇りに思うし、そこにこそ、府職員魂がある。しかも、いろんな制限があって業務には参加できないが職場で支えた職員もいる。わざわざ感謝状を贈るなどは、税金のムダ使いという点からも行うべきではない。むしろ、府民の感謝の気持ちや府職員のガンバリに水を差すものではないか」と主張し、中止を求めました。
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