京都府職員労働組合 -自治労連- Home 情報ボックス 府政NOW 京の写真館 賃金データーベース 料理
京都府政 NOW



電子府庁構想、たくさんある疑問と不安

 職印・職場合意もなくどんどん進められる電子府庁化。府庁の職場では、危惧の声が大きくなっています。

・日本の場合は、まずPC導入、IT化によるコスト(人件費)削減へと傾きがちだが、「先進国」では公の仕事はどうあるべきかからスタートしている。
・総務省主導で全国的に、電子自治体化に莫大な公費が投入されているが、住民から見てどうなのか、何のための公務なのかを検証すべき。
・後発県となってもいいから、自治体独自の判断で導入すべきかを決定するべき。
・コストや共同システムの観点を優先させているので、各自治体の実情にあった内容にできにくいのは大きな問題。
・業務に精通した自治体担当者とITのシステムエンジニアとが一緒に開発しないと良いシステムにはならない。
・IT化に際しては、職員が仕様書をつくることが困難なことから、一握りのIT大企業いいなりの随意契約になりがちだが、先進自治体では、手間がかかっても職員が自分たちで業務を分析し、事実上の仕様書をつくって、地元の小企業に受注させている。
・web方式は安上がりだが他から侵入しやすく、セキュリティ面で問題がある点に注意する必要がある。

 
府職労の学習会の感想
・(府職労の学習会で)グローバルな目線での話と住民の願いの話がつながった気がした。IT化で住民の願いにかなった生活が実現するのだろうかと考えていくと、あまり肯定的な展望は見えてこない。また、アウトソーシングの職場での低賃金労働者の創出については、耐えられない気持ちでいっぱいになる。
・電子化の動きと、給与面での攻撃が実は裏でつながってたという衝撃の事実が明らかになった。
・LGWANだとか電子府庁とか、毎日の仕事の中で出てくる事象がどこに端を発しているのかとてもよくわかった。でも、仕事がバカらしくなった。
・IT化による支配のネライがよく分った。たたかいの方向をもう少し整理することが必要と思った。
・SF小説を聞くみたいだった。私の仕事と日常生活、どちらからもかけ離れすぎていて、こわかった。つめこまれている内容の重大さが感じられ、どうすれば本来の仕事に、住民に役立ち、理解されるのかと、事の大きさだけが残ってしまった。
・光ファイバーなどとは無縁な山間の村に、莫大な費用をかける愚について、高齢化する日本の状況と重ねて、さらに考えてみたいと思った。
・今ならまだ間に合う、止めたらどうか。夢みたいなことを求めて、どうなんでしょう。電子決裁でさえ、これだけ混乱している。職場の様子を、方針にもっと反映させてください。
・仕事のやり方がわからない業者がシステムを作って、府民や職員に役立つものはできないのではないかと思う。職員が住民のための電子システムをつくるのなら、まだましでは…。
・IT化の推進のために公金を使いすぎだと思う。
・今後も電子決裁を続けるなら、現在のシステムでは使えない職員が紙決裁の時に構築したものを、そのまま電子システムにするのなら使える。
・経費・人員削減が最優先されており、労働条件、仕事の進め方、府民との関わりが脇においやられていくのではないかと、心配。
・労働組合運動として「自治体労働者論」を「電子府庁構想」にどう応用・適応するか、本格的に議論開始が必要と思った。
・だれのための何のための電子府庁、IT国家なのかがわからなかった。
・人と人とのつながりが希薄になっている現代で、職場ぐらい人とのつながりで仕事したいです。隣の人とパソコンを介して会話するなんてことになると恐ろしいです。


公務労働を考えるインデックスへ