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 ゴミ有料化の10月実施に向けて、京都市は期限内に「お試し袋とゴミ辞典」セットを全戸配布するため、28日付け京都新聞の報道によると、配布を請け負った西濃運輸が再下請けに出し、全戸に行き渡らないまま期限切れを迎えかねない事態に陥り、ポストに押し込みポストを壊してしまったり、配布済みかどうか分からないため、ほったらかしにされたり、二重配布されるなど、混乱を極めています。
 京都市まち美化推進課やまち美化事務所は、市民からの問い合わせで電話がかからない状況も生まれています。

 町内会や自治会の主催する説明会でも、発言者の全員に近い市民が「袋が高い」「有料化ではゴミは減らない」「やり方が市民を信頼していない」「事業系のマンション対策などが不鮮明だ」「ゴミをつくる企業責任をもっと重視すべき」「取り残し袋を、開封して犯人探しをするなどはプライバシー侵害になる」「不法投棄が増えるだけ」「環境局の犯罪続発を考えると、有料化などもってのほか」など、数え切れないほどの不満や怒りになっています。

 京都市は、環境局以外の課長級以上の管理職に、すでに5回の早朝収集現場での啓発・宣伝にかり出していますが、再度現場での啓発と土・日の繁華街での宣伝行動などにも動員、無理矢理にも市民に有料化を押しつけようと躍起になっていま
す。
 このままでは「抗議の意味で指定袋は使わない人」「知らないまま従来通りで排出する人」「お試し袋も渡らないまま、従来袋で出する人」「指定袋が買えない人」など、混乱状態が発生することは明らか。

  「京都市は有料化を一旦中止して、改めて全市民の意見をよく聞き、再検討せよ」の声を大きくすることが必要です。
 自治体要求連絡会は、10月10日にハートピア京都で「ゴミ有料化を中止せよ!怒りと抗議の市民集会」−職員犯罪に汚れた桝本市政を糾弾する−(仮称)を開催します。


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