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府職労ニュース

25年の伝統・府職労要求づくり運動真っ最中
職場議論・懇談会など進む

 今年で25年目を迎える職場要求づくり運動。特に今年は、府政「改革」や給与「構造改革」が急速にすすむもとで、組織や人員、新たな昇任・昇格制度、人事評価制度の試行、総務事務システムやオフィス標準等の庁舎問題など、職場には問題が多発しています。それだけに、職場での要求づくり運動が一層大切になっています。今各職場では、この間新たな昇任・昇格制度の学習運動とともに多様に要求づくり運動がとりくまれています。

 
府政や職場運営でも要求次々!分会要求書づくり

 商工支部中小企業技術センター分会は、19日分会要求書を申し入れました。
 要求書では、「誰でも月額10000円以上の引き上げ」、「労働時間を短縮し、昼の休憩時間を1時間確保すること」「総務事務システム等については、職場実態に即して検証し、必要な再構築を行うこと」、応用技術室電子情報担当をはじめとした人員要求とともに、綾部に開設予定の北部産業支援センターについて、支援対象地域の産業実態の調査、中小企業支援の運営方針を定めることや説明会の開催を求めています。
 綾部支部中丹東土木事務所分会は、4月から予定されている電子入札に関して、独立した開札スペース、電子入札専用PC、相互確認・執行官の確認の大型デイスプレイの確保など改善を求めています。
 宇治支部保健所分会は、この間人事評価制度の試行に係わって分会独自アンケートをとりくみ、人員要求も含め、要求書討議を昇任・昇格制度問題での学習と合わせすすめています。

 
要求書づくりのための意見交換会、交流会女性部

 総務・出納支部女性部では要求書づくりのための意見交換会を開催。評価制度から人事異動、庁舎問題などさまざまな意見や要求が出されました。出された声をニュースにし、さらに意見を求め、3月には申し入れを行う予定です。
 意見交換会で出された意見は多岐にわたっています。評価制度では「評価結果をすべて本人に開示を。開示しなければ本来目的である人材育成につながらない。苦情処理制度の整備を。評価シート提出の指示や面談のやり方がバラバラ。当局ルートで情報がきちんと伝達されていない」、人事異動に関しては「ヒアリングで十分希望を聞くこと。人事評価のヒアリングとごちゃまぜにしないこと」、休憩・休息時間では「民間並に時間短縮を。45分にするなら食事等のスペースやリラックスできる場所を。執務室内は昼休み消灯されていたりで気分転換できない」、庁舎問題でも「朝・夕15分だけでもエレベーターをもう1台稼働を」「早急にレイアウトを含めた案を示して」。
 府税支部女性部では、毎年分会ごとに要求書をつくり交渉もしています。東分会では2月14日に要求小集会を開催。南分会でも毎月集まり交流、2月20日の集まりで話題になったのは異動のヒアリングの他、休息時間の廃止で休憩が45分になるが窓口職場ではきっちり取れるように運動しようと呼びかけることなど。そうした交流が毎年の要求書につながっています。

給与水準の引下げ許さない ブロックや支部で申し入れ現業協議会

 当局は2月8日の現業協議会との交渉で政府、総務省から厳しい指摘をうけ早急に技能労務職員の給与水準を見直し、全国平均並みに引下げざるを得ないとの提案を行いました。
 2月27日に交渉が行われますが、この間、現業協議会の各支部やブロックごとに引き下げ反対、現業労働者の職場と仕事、権利、労働条件を守り、要求前進をめざす申し入れや交渉が行われています。現業協議会を先頭に全職場での討議と申し入れをすすめます。


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