06春闘勝利・心かよう府政実現へ

府政労働者の働きがい・誇りをかけて

第82回府職労臨時大会・全員一致方針確立

1月21日に開催された府職労第82回臨時大会は、代議員・傍聴・執行部を含め221人の参加と15人の討論で熱く成功。06春闘・衣笠知事実現へ全力をあげることを全一致誓い合いました。

  小泉「構造改革」と対決

 まず、議長に選出された力石さん(府税支部)が太田さん(船井支部)とともに「職場での多くの要求ふまえて大会成功へ奮闘したい」と力強く登壇のあいさつ。佐井委員長が「今年は、憲法、庶民大増税など小泉『構造改革』と対決するきわめて重要な1年」「4年に1度の大切な知事選挙の今年、憲法と地方自治をこの京都から、日本と世界に発信させよう」「このままでは生きていけない≠ニの府民アンケートに託された思いをしっかりと受けとめて住民の幸せを願う府政労働者として民主府政をつくりあげよう」とよびかけました。
 来賓の京都総評・岩橋議長が「公務員攻撃は国民生活そのものへの攻撃、労働組合の出番」と指摘、京都自治労連・山村委員長が「京都府の府内自治体に対する不当介入は許せない」と批判しました。
そしてあいさつに立った衣笠洋子さんは、「これからお世話になります。何かもう知事になったようですが…」と切り出し、「3万人を超えるアンケートをみて、ここに私の仕事があると思った。本当に府民と心かよわせる府政をつくりたい。そして、私が知事になることは全国のそして全世界の励ましになり、みなさんと一緒に1人の母親がその力を発揮したい」と決意を表明しました。


  職場から府政告発する発言相次ぐ

 議案の提案を受けて行われた討論では15名が発言(※時間の制約から発言いただけなかった方も多くおられます)。府政改革や公務員攻撃などの困難のなかでも、職場のなかで、そして府民のみなさんとともにたたかってこられた一つひとつの発言は、大会参加者を大きく励ますものでした。
討論の後、執行部のまとめを受けて採決が行われ、衣笠洋子さんを推薦決定し06国民春闘勝利・「府民と心かよう」府政実現へ総力をあげる第1号議案、そのたたかいを支える特別闘争財政の確立をめざす「特別カンパ」を成功させようとよびかけた第2号議案、離籍専従役員の承認についての第3号議案をそれぞれ全会一致の賛成で採択しました。
 臨時大会の成功をバネに、憲法・いのち・くらしを守るたたかいが本格的にスタートしました。

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